展覧会終了間近です
2022/05/26(木)
現在開催中の「漆うるわし」展と、「服部一郎コレクション近現代絵画展 かたちを観る」の会期は5月29日(日)までです。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
【出品作品紹介】端午の節句にちなんだ硯箱
2022/05/03(火)
5月に入り、諏訪でもゆうゆうと舞う鯉のぼりの姿を見かけます。
鯉のぼりは滝を昇った鯉が龍になるという中国の伝説が起源で、立身出世の象徴として端午の節句に飾られるようになりました。
現在、サンリツ服部美術館で開催している「漆 うるわし」展では、鯉の滝昇りが描かれた「鯉蒔絵硯箱」を出品しています。
「鯉蒔絵硯箱」はからだをくねらせて滝を昇ろうとする鯉が大きく表され、不揃いなかたちのしぶきが激しく流れる落ちる滝の様子を見事にとらえています。
平安時代から用いられている装飾技法の蒔絵といえば、雅やかなイメージを持っていらっしゃる方も多いでしょう。
しかし、この作品では描かれているテーマに合わせて大胆で力強いデザインに仕上げています。
本作は5月29日(日)まで出品しています。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
ルノワール、ピカソ、クリストなどの名品を公開中!
2022/04/30(土)
サンリツ服部美術館は東洋古美術と近現代絵画の作品を収蔵し、東西の名品をお楽しみいただける美術館です。
今回は、現在「服部一郎記念室」で開催中の「かたちを観る」という展覧会をご紹介します。
本展は「かたち」をテーマに、写実にとらわれず新たな表現を模索し、絵画制作をしていた画家たちの作品を展示しています。
光と色彩を重視し女性と背景が溶け合うように描かれたルノワールの《洗濯女》、モチーフを複数の視点からとらえて一枚の絵のなかに再構成するキュビズムの技法で描かれたピカソの《脚付きグラスとギター》など、数々の名品をご覧いただけます。
また、本展では2020年に永眠したクリストの構想図3点も特集展示しています。
皆様のご来館を心よりお待ち申し上げております。